ESPN電子版は15日、「キャンプで最も注目すべき各球団の選手」と題した記事を掲載し、エンゼルスから大谷翔平投手(23)、ダイヤモンドバックスからは平野佳寿投手(33)が選ばれた。

 大谷を選出した理由について「チームとしては大谷を先発投手として準備させることが最優先だが、打席でも出場機会を与えたい。オープン戦でどのように起用するのか、試合数は少ないが、そこで二刀流が実現できるかどうか見られるかもしれない」とし、オープン戦での起用法を注目ポイントに挙げた。

 ダイヤモンドバックスからはオリックスから移籍した平野が選出。「3月で34歳となるベテランの日本人投手。球速は90~94マイル(約145~151キロ)で決め球はスプリット。アリゾナは(乾燥でボールが飛びやすいため)投げるのに適した場所ではないけれども、ロドニー退団で空いた守護神の座をブラッドリー、ボックスバーガーと争う」と紹介された。

 また、カージナルスでは前巨人のマイルズ・マイコラス投手(29)が選ばれ、活躍が期待されている。オープン戦は23日から始まり、各チーム30試合以上行う。公式戦は3月29日に開幕する。