エンゼルス大谷翔平投手(23)が、ブルワーズのマイナー選手中心の練習試合に2度目の実戦マウンドに上がり奪三振ショーを演じた。2回2/3、52球を投げ、4安打2失点、5者連続三振をマークするなどアウト8つは全て三振という投球内容だった。 

 中5日の登板を終えた大谷は「前回の反省をふまえて、やることと、確認すること、それぞれ収穫はあった。(3イニング目は)カウント球の変化球をしっかりコントロールしようと思っていたので、そこはうまくできたかなと思います。全体的に(ストライク)ゾーンにはまとまっていたかなと思う。変化球のキレが良くなかったので次回につなげていきたい。毎日、試合と練習があって慣れないところもあるけど丁寧に(プランを)進めてもらって、順序よくきていると思う」と手応えを口にした。

 1回1死走者なしから左中間二塁打を浴びたが、それ以外の安打はいずれもバットの芯を外したボテボテの当たりだった。直球は最速154キロを計測し、2回と3回のイニングまたぎで5者連続三振を奪うなど回が進むごとに直球、変化球のキレは増していった。8三振のうち5個を変化球で奪った。試合は2死で攻撃を終了するなど特別ルールで行われた。

 初登板となった24日のブルワーズとのオープン戦では1回1/3を2失点(自責点1)だった。