エンゼルス大谷翔平投手(23)がメキシコ・ティフアナとの練習試合に登板し、3回6安打6失点と打ち込まれた。

 1回8球で2死を奪う順調な立ち上がりだったが、続く3番マーティン(左打者)に初球95マイル(約153キロ)の直球を右翼へ運ばれる先制弾を被弾。2、3回にも下位打線に連打を浴びるなど失点を重ねた。フォークボールが決まらず、直球やカーブも抜け球が多く2死球を与えるなど乱調だった。

 大谷は「いいボールと悪いボールがはっきりしていました」と話した。米メディアからは、新しい環境で結果を出さなければいけない気負いがあるのではと指摘されたが「1試合1試合、抑えに行くし、ヒットを打ちに行く。それはどこでプレーしても変わらないです」と話していた。