右ふくらはぎの張りを訴え、15日の全体練習を休んでいたマリナーズ・イチロー外野手が16日(日本時間17日)、アリゾナ州ピオリアのキャンプ地の球団施設で練習を再開した。

 -右ふくらはぎの状態を確認し、今後は

 「明日(17日)は全体練習に入れると思う。その翌日は(オープン戦で)ゲームに出るか、マイナー(の練習試合)で打席に立つか。打ってから一気に走るというのが、まだ(大丈夫か)分からないのでマイナーの方が安全かもしれない」

 -ふくらはぎに異変を感じた時の状況は

 「グラウンドに出たときですね。5歩以内で何かぐりっとなった。守備に就いて、これはまずいなと。ただ、そこで下がるわけにいかないので、ボールが飛んでこないことをひたすら祈りました。ベンチに帰っても打席に立てる感じじゃなかった。いや、もう歩けなかったですから」

 -けいれんに近かったのか

 「けいれんよりも(筋肉が収縮し)ぎゅっとなっている感じ」

 -その後の対応は

 「すぐ家に帰って(特殊な)マシンでトレーニングしました。あの晩3時間、次の朝に2時間やって随分回復して。(マシンが)なかったら(開幕は)アウトだったでしょう」