米大リーグでも投打の「二刀流」として華やかにスタートを切ったエンゼルス大谷翔平に対し、同じ舞台でプレーする日本選手からは驚きの声が上がった。

 一緒に練習するなど交流のあるカブス・ダルビッシュ有投手は4日、ブログで2号2ランを打った相手が昨季のア・リーグ最優秀投手だったことに触れ「俺なんかクルバーの球、一生当たらんのやろな」と感嘆した様子で記した。

 ドジャース前田健太投手は「(初本塁打は)簡単なボールではなかったし、改めてすごいなと思う。日本でも10本以上打っているし(メジャーでも)打つんじゃないですかね」と期待を寄せれば、日本で対戦経験のあるダイヤモンドバックス平野佳寿投手も「すごいですね。でも普通にやれば打つ選手なので、驚きはないです」と舌を巻く。

 今月下旬に対戦する可能性のあるヤンキース田中将大投手は冷静だった。「一選手として見ている。ホームランを打って『あー打ったか、すごいな』と思ったくらい。対戦したら抑えないといけない」とあくまで相手打者として見ていた。