エンゼルス大谷翔平投手(23)が「8番DH」で先発出場。2回の第1打席で3試合連続本塁打を放った。

 2死走者なしで迎えた第1打席。カウント2ボールからの3球目、94マイル(約151キロ)の速球をたたき、打球は中堅にある球場名物の「ロックパイル」に飛び込んだ。

 3戦連発は、日本人メジャーリーガーでは2人目。04年9月と07年7月にヤンキース松井秀喜外野手がマークしている。04年の松井はメジャー2年目。1年目、しかも4月にマークしたのは大谷が史上初となった。

 大谷の第2打席は中飛。5回1死満塁で迎えた第3打席はストレートの押し出し四球を選びこの試合2打点目を挙げた。第4打席は一ゴロ、第5打席は空振り三振で4打数1安打2打点。通算成績は18打数7安打、3本塁打、7打点となった、。打率は3割8分9厘。

 この日も打順は8番だったが、マイク・ソーシア監督(59)は試合前「いま色々と考慮している段階。もっと情報を分析していけば、もちろん打順を調整することはある」と、上位に組み込む可能性も示唆していた。