エンゼルス大谷翔平投手(23)がメジャー初黒星(2勝)を喫した。

 2連勝で迎えた3試合目のマウンドはほろ苦いものになった。メジャー最短となる2回66球、4安打3失点で降板。3勝目はならなかった。球団は2イニング目の投球中に右手にできたマメの影響で降板したと発表した。

 中8日で迎えた登板。1回無死、ベッツに低め直球を先頭打者本塁打された。2回には2四球と2安打で2失点した。

 立ち上がりから制球に苦しんだ。1回は28球を要し、2回も38球と球数がかさんだ。これまで2度の先発登板に比べ、スライダーが抜け気味で、フォークもワンバウンドになる、たたきつけるようなボールが多くみられ、制球が定まらなかった。通算成績は2勝1敗、防御率は3・60。

 チームはレッドソックスに計6本の本塁打を浴び大敗。連勝は7で止まった。