エンゼルス大谷翔平投手(23)が、メジャー初黒星を喫した。

 1回に先頭打者本塁打を浴びるなど、立ち上がりから制球に苦しんだ。2回には2四球と2安打で2失点。右手中指のマメの影響もあり、2イニングで66球、4安打3失点で降板した。

 試合後、大谷はマメの状態について「前回の登板(8日・アスレチックス戦)終わって、ちょっと(マメが)あった。(練習では)いけるという感じだったので、ゲームに入っていって、やっぱり良くない部分があった。僕はもう少し(投球しに)行きたかったですけど、メディカルスタッフの方と相談しながら、今日はやめとこうかということで終わりました」とコメント。先を見据え、大事をとっての降板とみられる。

 打撃への影響について問題は「ないです」と、野手での出場については心配ない様子。今後の調整について「まずはしっかりとした状態で、試合に入れる準備をこの1週間でできればいいんじゃないかなと思います」と話した。

 チームはア・リーグ東地区首位のレッドソックスに完敗し、連勝は7でストップした。