ドジャース前田健太投手が苦しみながら今季2勝目(1敗)を挙げた。

 パドレス戦に今季4度目の先発を果たし、初回は2三振を奪うなど3者凡退に抑える快調な立ち上がりだったが、2回は3安打され1死満塁のピンチから押し出しと犠飛で2失点。打線は2回まで4点を挙げて援護したが、2点差まで迫られた。

 3回に打線が爆発し5連打で一気に5点を奪い7点差と大量リードとなったが、直後の回もピリッとせず、安打と四球で2死一、三塁となり6番アスアヘに2点適時二塁打を浴びた。

 しかし、4回の投手から始まる打線は2三振を奪い3者凡退と立ち直り、5回は主軸から3三振を奪う圧巻のピッチング。6回も続投し、先頭の7番スパンジェンバーグから10個目の三振を奪った。2桁奪三振は3月31日のジャイアンツ戦の10個に続き、今季2度目。直後に連打を浴び、1死一、二塁で1番ピレラを左飛に打ち取ったところで降板した。

 投球内容は5回2/3、106球を投げ8安打4失点2四球10三振で、防御率は3・77。