ヤンキース田中将大投手が本拠地で行われたツインズ戦に先発した。6回2/3、91球を投げて3安打2四球1死球、5奪三振の好投で3勝目(2敗)を飾った。最近2試合はともに5回で自責点6と崩れていたが、立ち直った。

 4回まで無失点に抑える好調な立ち上がり。5回2死から死球と連打を許し1点を失ったが、その後も粘りの投球を見せた。7回2死から四球を与え、ここで降板となった。

 ヤンキースは1回裏、サンチェスの2点適時二塁打、ヒックスの適時打で3点を先制。2回裏にはアンドゥハルがソロ本塁打を放ち、序盤から田中を援護した。

 田中は次回登板は敵地で行われるエンゼルス戦となる見込み。投打の「二刀流」で活躍する大谷は指名打者で出場する可能性が高く、実現すれば注目の日本選手対決となる。

 田中はこの日の投球について「立ち上がりからゲームを通して自分のプラン通りに投げることができた。しっかり投げきることができた」と振り返った。次回エンゼルス戦の登板を聞かれ「もう次のことですか。とりあえずゆっくりさせてください」と苦笑いした。