前日のアストロズ戦で、先発投手として今季メジャー最速の101マイルをマークしたエンゼルス大谷は、アストロズ戦に出場せず、完全休養日となった。27日(日本時間28日)からのヤンキース3連戦には「DH」として出場する見込みで、28日の2戦目では田中とメジャーで初対戦することが濃厚。チームは3連勝を逃してたった1日で首位の座を手放した。大谷不在の打線はアストロズの先発バーランダーに5回2死まで完璧に封じられ、ソーシア監督は「いい投球をされた」と脱帽する。3月30日から続いていた敵地での連勝は11で止まった。

 ソーシア監督が、大谷の指のマメの状態について問題ないとの見解を示したと、地元紙OCレジスター電子版が報じた。大谷は17日の登板で右手中指のマメのため2回で降板したが、前日のアストロズ戦では6回途中まで力投。同監督によると、マメはすでに硬くなっており「今後は影響しないとショウヘイは考えている」と、大谷自身も日本時代の経験から影響はないとみていると話した。(ヒューストン=四竈衛)