マーリンズのメジャー40人枠から外れた田沢純一投手(31)について、米エージェント会社CAAスポーツの代理人ネズ・バレロ氏が18日(日本時間19日)、現状を明かした。「昨日(40人枠から外れた17日)から5日の間に、トレードを申し出る球団があるか、そうでなければ、残りの2日間でウエーバーになる」と説明。現状ではマーリンズに保有権があり、22日までにトレードを提案する球団がなければ、ウエーバー公示(マーリンズが保有権を放棄)され、獲得意志のある球団があれば、移籍可能になる。

 獲得を希望する球団がなければ、フリーエージェント(FA)となり、マーリンズと再びマイナー契約を結び直す可能性もあるが、同代理人は「マーリンズとは(契約が)終わることになると思う。別のチームに移籍するだろう。違う環境でリスタートするという意味でも、彼にとっては良いこと」と話した。

 また、田沢に日本の球団でプレーする考えはあるのかという問いに「今は、そう思わない。彼はまだ、メジャーで投げたいと思っているだろう」と、現時点ではあくまで、メジャーで出場できるチームを探す考えであることを明かした。

 同代理人によれば、田沢は米フロリダ州マイアミで引き続きトレーニングを続けているという。