エンゼルス大谷翔平投手(23)が、「5番DH」で出場し、4打数無安打の結果だった。3回の第2打席で1死満塁から四球を選び、打点をマーク。これで6試合連続の四球となった。

 打席を振り返り、「満塁だったので、ストライクゾーンの中で勝負してくるであろうという中でしたけど、なんとかその中で四球をとれたというのは、今日1個良かったことじゃないかな」と話した。ここ6試合での四球率は、25・9%。相手のメジャー投手陣も警戒を強めている。

 「自分が思っている以上に、慎重に慎重にという配球になっているのかなと思うので、そこも踏まえながら、もう1回(明日)組み立てていきたいなと思っています」

 あす27日(同28日)は、ヤンキース田中将大投手(29)と対決する予定。四球率が高い大谷と、制球力の高い田中のせめぎ合いも注目となる。大谷は「いい打席を1打席でも多くできるように、チームが勝てるように頑張りたい」と意気込みを話した。

 日本ハム時代の13年以来、5年ぶりの対決。当時を振り返り、「僕はもう全然、高校卒業して全然プロのレベルではなかったですし、トップを走っている投手だったので、正直、勝負になってない打席が多かった。それが明日、詰まっているのか、またもっと離れているのか、それは分からないので、そこはすごい楽しみではあると思っています」と語った。