エンゼルス大谷翔平投手(23)の進捗(しんちょく)状況について関して、マイク・ソーシア監督(59)が、「セイゲン(制限)」と日本語で表現した。右肘内側即靱帯(じんたい)を損傷し、現在は治療に専念。現時点で左手1本でのスイングやランニング、体幹強化のトレーニングを行っているが、練習には制限があるとした。

 5月30日(日本時間31日)のタイガース戦前、日本人メディア向けに通訳をしていた寺田トレーナーとのやりとりで、同監督が日本語の「セイゲン(制限)」を覚えた。英語ではRistrictionと訳される。ここ最近、毎日のように「セイゲン」と言うほどお気に入りのようだ。

 この日はさらに、米国人記者に「セイゲンはどういう意味だ」と聞き、「No Ristricitons(制限なし)」という答えに「違う」と首を振った。すぐに同記者から「Ristrictions」と訂正されると、「そうだ」と、満足そうに日本語レッスン(?)を行っていた。