ドジャース前田が右股関節の張りから復帰2戦目となるカブス戦に登板したが、制球に苦しみ3回2/3を3失点で降板し、勝敗は付かなかった。

 前日の登板予定が悪天候と球場の停電のため1日スライドし、昼12時からのデーゲームに変わったため「(前夜は)試合の気持ちになっていたんで、すぐに寝られなくて」と体調がいまひとつ。しかも股関節をかばう癖がついてしまったようで本来の投球ができず、メジャー自己最多の5与四球(敬遠1)を記録。「しっくりいっていないのがそのまま出たという感じ。もう1度修正しないと」と話した。(シカゴ=水次祥子)