ジャイアンツのハンター・ストリックランド投手(29)が21日、怒りを抑えきれずにドアを殴りケガをしたことについて、チームとファンに謝罪。怒りを抑制するためのカウンセリングを受けることを検討していると述べた。

 ストリックランドは18日、4-5で敗れたマーリンズ戦で9回から3番手で登板したが、3安打3失点、2四球の内容で1アウトしか取れずに交代。負け投手となった。

 これに苛立ちドアを殴った同選手は、利き腕である右手の小指を骨折。翌日に手術を受け、現在は同箇所を2つのピンで固定している。回復までは1カ月半から2カ月かかる見込み。

 ストリックランドは、「このような場面で怒りが勝ってしまい、馬鹿なことをしてしまった。だから、こんなに怒りっぽい人間ではだめだ」と述べ、「私の責任だ。ほかの誰のことも責める立場にないし、自業自得」とコメント。ケガについては、「自分がどうこうできることではない。できることを一生懸命にやって、あとはドクターに決めてもらう」と話した。