ドジャース前田健太投手(30)が、次回登板となる25日(日本時間26日午前11時10分)の本拠地でのカブス戦を前に、前回登板からの修正状況などを明かした。

 前回登板の敵地でのカブス戦は、右股関節張りによる故障者リスト(DL)明け2戦目とあって、患部をかばう癖がまだ解消できず、メジャー自己最多の5四球を出すなど制球に苦しんだ。この登板間では修正に取り組んでおり「基本的に体重移動が、今はゆったりというのを意識しているんで、それがあまりできていない。まあ頭ではしないといけないというのが分かっているんですけど、体がたぶん、そこに負担がかからないような投げ方っていうのがどうしても、やってしまうというか」と説明。「(フォームの)ずれていた部分というのを修正できつつあると思う。あとは試合で投げてみて、いい結果が出れば安心できるのかなと思います」と話した。

 前田は今季13試合に登板(先発12試合)し4勝4敗、防御率3・84。5月30日にDL入りした際は、調子を上げてきていただけに「DLに入る前はある程度、いい形というのが見えてきていたんで、まあそれが完成形ではないですけど、またいいものを出していけたらいいと思いますし、いい感覚というのも出始めてきていたんで、そういう感覚を出していけるようにしたいなと思います」と表情を引き締めた。