カブスのジョー・マドン監督が、現在右上腕三頭筋の腱炎で戦列を離れているダルビッシュ有投手に言及。同投手の復帰がウエーバーなしでトレードできる期限の7月31日までに間に合えば素晴らしいとの見解を示した。MLB公式サイトが伝えている。

 カブスではダルビッシュのほか、クリス・ブライアント内野手とブライアン・ダンシング投手も故障者リスト入りしているが、ブライアントとダンシングは傘下2Aテネシーでリハビリを開始する予定。これでダルビッシュが復帰できれば、カブスはトレード期限日に大きな動きを見せなくて済むかもしれない。

 こうした中、マドン監督はダルビッシュについて「これまでカブスでは活躍の機会に恵まれてこなかったが、彼の能力は非常に高く、貴重な存在だ。ユウが本来の能力になって戻ってくれば、それはまるでトレード期限ぎりぎりで選手を獲得したのと同じように素晴らしいことだ」と語った。