エンゼルス大谷翔平投手(24)の後半戦初戦は、3打数無安打の結果だった。「5番指名打者(DH)」で出場も、左腕カイケルの内角攻めに3打席3三振。試合前には2日連続でキャッチボールを行い、投手としても調整を行った。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 -カイケルとの対戦を振り返って

 大谷 序盤はやっぱり、なかなかこっちもヒットは出なかったですし、きっちり攻めるところを攻められたかなと。チーム全体としてそういう感じだった。

 -内角球に対し、積極的にバットを振りにいった

 大谷 振った中で合わせていければなとは思ってますし、今日1回だけの対戦ではないので、2回目、3回目やったときに、しっかり対応できるような感じをつかめればなと思ってます。

 -打者として出場しながら投手としてリハビリを行う。ユニークな状況で、どういう風に進めていくか

 大谷 個人的には特にユニークなことをしているという感覚はない。もちろん打つのができれば、試合の中で貢献したいと思ってますし、投げるのが今の段階では難しいなということなので、それだけのこと。

 -最後に登板した6月6日のロイヤルズ戦での右肘の異変について

 大谷 張りだったので、最初は全然問題ないという感じだった。MRIをとって、休んだ方がいいと。そういう感じでした。

 -今後、同じようなことが起きないために、何かアドバイスを受けたり、変えたりすることは

 大谷 それはもうずっとやって来ていることではあると思うので、継続する部分もあると思います。フォームをもう一度見直すことも必要なのかなと思いますし、どこが原因なのかというのは、そこははっきりしないと思うんですけど、可能性があるところをしっかり、つぶしていくのが大事。

 -リハビリ中、トミー・ジョン手術をするかもしれないということについて、どう考えていた

 大谷 それは特にこちら側はなかった(考えていなかった)ので、マスコミの方の臆測というか、そこの部分に尽きるかなと思います。

 -今後の段取りは

 大谷 プロセスに関してのプランはこれから作っていくのかなと思っているので、1日1日、次は何をやっていこうか、というところをずっと確認しながらやろうと思ってます。