右肘の内側側副靱帯(じんたい)損傷からの投手復帰を目指す米大リーグ、エンゼルス大谷翔平(24)が13日、サンディエゴでのパドレス戦の試合前に故障後初めてブルペンで捕手を座らせて投球練習を行った。

 大谷は力強い球を投げ、投手復帰への手応えを語った。

 -久しぶりに投げた喜びは

 「もちろん投げられないよりは投げられた方がすっきりするし、いいリズムになってくる。より野球も楽しめると思う」

 -良かった点は

 「体の感じや、どのくらいステップを踏めているのか(確認できて)で良かった。実戦に向けてボールの感覚だったりはこれからもう一回やっていかないといけない」

 -今後の課題

 「前の感覚に戻すというよりは、よりよい方向に進んでいくように工夫しながらやりたい」

 -力も入っていた

 「力を入れないと分からない部分だったりとかはあると思う。その中では問題なくこなせた」

 -右肘の違和感はないか

 「今の段階では特に感じていない。あとはゲームで投げないとおそらく体の張りとかは出てこない」