エンゼルス大谷翔平投手(24)が、2-2の延長10回1死一塁から代打で出場し四球を選んだ。

 カウント2ボール1ストライクからの4球目に一塁走者が二盗。得点圏での打席となったが、冷静にボールを見極めて出塁した。代打での打席について「途中から一塁が空いていたので、際どい所に(ボールが)来るんじゃないかなという打席だったんですけど、しっかりと見られて良かった」と振り返った。

 その後、1番カルフーンの二塁打で勝ち越し、大谷は三塁まで進んだ。1死二、三塁から2番フレッチャーが2球目にバント。三塁走者だった大谷がスタートを切っており、スクイズが成功した。サインが出た時の緊張感については「やる方だったらあると思いますけど、セーフティースクイズと違って走ったらセーフなので。特にないかなと思います」と話した。

 エンゼルスはこの回に4点勝ち越し。パドレスに延長の末、粘り勝ちした。