エンゼルス大谷翔平投手(24)が15日(日本時間16日)、本拠地アナハイムのマウンドで投球練習を行った。前日14日の試合後にチーム関係者といったんアナハイムへ戻り、この日、エンゼルスタジアムで調整を行った。

 球団によれば、球場に設置されているトラックマン(高性能弾道測定器)でピッチングデータを得るためで、ソーシア監督は「全て順調のようだ。スイングはせずに立っていただけだが、打者に対して投げた」と話した。球団広報によると、ブルペンで35球を投げて、5分休憩。その後、球場のマウンドで15球、再び休憩を挟んで18球。打席に立ったマイナー選手を相手に合計33球の投球練習を行った。

 練習終了後、大谷は15日の午後6時10分(同10時10分)から始まるパドレス戦へ向けて、再びサンディエゴへと移動した。同監督は「代打で起用できる」と、出場可能であることを明かした。サンディエゴ-アナハイム間は約140キロで、渋滞がなければ車で約1時間半の距離。試合開始時にはベンチに姿を現した。