レッドソックスは18日、先発エースのクリス・セール投手(29)を左肩の炎症により10日間の故障者リスト(DL)に入れた。

 セールは今月初旬に軽度の肩の炎症という理由でDL入りし、復帰した12日の試合では5回で12三振を奪い無失点の投球内容だった。今季は12勝4敗、防御率1・97の成績で、サイ・ヤング賞の有力候補の1人。

 同投手は前回DL入りした際の改善効果が思ったほどではなかったとし、チーム状況を考えても大事を取るとの判断は正しいと述べた。

 レッドソックスはア・リーグ東地区で2位に大差をつけて首位を走っており、勝率は7割超(17日終了時点)でメジャートップ。ポストシーズンの戦いを見据えてセールを休ませるものとみられる。

 アレックス・コーラ監督は同投手の離脱期間について、「先発を数試合飛ばすことになったとしても受け入れる用意がある」と述べ、しっかり休んで治療を受けて戻ってほしいと希望した。