右肘靱帯(じんたい)の手術を勧められているエンゼルス大谷が、日本でセカンドオピニオンを得ることを球団に要望していると米メディアが伝えた。野球取材歴16年のバリー・ブルーム記者が16日、米経済誌フォーブス電子版の記事で明らかにしたところによると、大谷は古巣日本ハムのチームドクターで、東京の同愛記念病院院長・土屋正光医師による再診を受けたいと球団に話しているという。

大谷は昨オフにポスティングシステムによるメジャー移籍をする際にも、右肘の内側側副靱帯を痛め10月にPRP注射を受けたことが明らかになっているが、このときに診断、治療を行ったのも同医師だという。当時の土屋医師による診断書には、さらなる損傷が起こった場合は手術が必要になる可能性も示唆していたと、記事は伝えている。

エ軍ソーシア監督は記事中で「ショウヘイはまだ、情報収集をしている段階。我々球団の医療スタッフ、医師と相談している。エプラーGMとも今後について話し合っている。我々は彼の決断を待っている状況だ」と説明。手術いかんにかかわらず、先発投手として二刀流を復活させる方針であることも強調していた。