オリオールズはセドリック・マリンズ中堅手が先頭打者ホームランを放つなどして、4回までに4点を先制したが、5回に1点を返されると立て続けに計6失点を喫し、敗れた。

1988年、開幕21連敗をマークしたオリオールズは、球団最多敗戦記録となる107敗(54勝)で同シーズンを終えた。ところが、この試合の敗北で今季108敗(43勝)に。54年にボルティモアに移転してから最多はもちろんのこと、39年セントルイス・ブラウンズ時代の球団通算最多敗戦数までにもあと3に迫っている。

バック・ショーウォルター監督は、「10月にプレーするかしないかだ。このような事があると、どれほど先が長いかと世間は考えるようになる。しかし前にも言ったように、物事は素早く変わることができる。たくさんのことが良くなれるんだ」とコメントした。

6回2/3を5失点(自責点2)で負け投手(8勝15敗)となった先発のディラン・バンディ投手は、今季チームの108敗について「それほど考えすぎてはいない。毎日取り組み、良くなるように努力をするだけだ」と述べた。