地区首位ドジャースが、劇的なサヨナラ勝ちで天王山第2ラウンドを制し、2位ロッキーズとの差を「1・5」に広げた。

2-2の同点で迎えた延長10回裏1死から、クリス・テーラー外野手(28)が、左翼席へサヨナラ本塁打を放ち、決着をつけた。

2番手で救援した前田健太投手(30)は、1回無安打無失点3奪三振と快投。勝敗は付かなかった。

前田は2-2の同点で迎えた8回表から登板。3番アレナド、4番ホリデー、5番デスモンドの中軸を3者連続三振と、完璧に仕留めた。

球数は10球(ストライク9球)。

サヨナラ劇につながる快投を演じた前田は、「結果的にチームが勝ったのが1番。最高の結果だった。厳しいコースに投げられているが、いい結果につながっていると思います」と振り返った。