エンゼルスのフランシスコ・アルシア捕手(29)が、メジャー史上初となる「捕手→投手→打者で本塁打」をやってのけた。

7番捕手でスタメン出場し、6回まで6人の投手をリードしたが、計18失点。一方的な展開で必要以上にリリーフ陣の投入を避けるため、7回にアルシアが捕手から投手としてマウンドに上がった。8月11日(同12日)以来、今季2度目の登板は2イニングで4安打3失点の内容だった。

さらに、9回の第4打席では中堅へのソロ本塁打を放った。捕手で出場し、投手としてマウンドに立ち、なおかつ本塁打を放つという“三刀流”をやってのけたのはメジャー史上初。試合後、「うれしいね。一生懸命プレーしているだけ」と苦笑いで振り返った。

同選手は7月にも、デビュー戦から2試合で10打点というメジャー史上初の偉業を成し遂げており、今季既に2度もメジャー初の歴史をつくった。