MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は20日、「今季最もアスレチックな選手10人」を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手がその1人に選ばれた。

ほかの選手が強肩ぶりやビッグジャンプでの捕球など、身体能力を発揮したシーンをもとに選出されているのに対し、大谷の場合は「ショーヘイ・オータニのすることすべて」が選考の対象に。同サイトは「オータニをどう分類できようか。彼は10試合に先発し、速球とスライダーを使ってエースのように投げた」と紹介。

また、打者としての大谷が、ナ・リーグ新人王候補のフアン・ソト外野手(ナショナルズ)に並ぶ本塁打20本をマークしていることにも触れ、「オータニは右肘内側側副靭帯を損傷したことが分かった後ですら、1試合で2発を放った。彼が未来からやってきたと明かされたとしても、驚きではない」と称賛した。

そのほか、打球をダイビングキャッチした後、倒れたまま体全身をジャンプさせた勢いを使ったグラブトスで二塁へ送球し、ダブルプレーに繋げたカルロス・コレア内野手(アストロズ)、今季2度目のサイクルヒットを達成したクリスチャン・イエリチ外野手(ブルワーズ)、ホームランダービーでカイル・シュワバー外野手(カブス)に9本差をつけられながら残り50秒でそれを縮め、優勝を果たしたブライス・ハーパー外野手(ナショナルズ)らが選ばれた。