ナショナルズの右腕マックス・シャーザー投手が5回、先頭打者のジェイソン・バルガス投手を三振に打ち取り、今季285個目の三振を奪った。この時点で自身が2016年に樹立した球団最多の284個を上回った。

シャーザーは7回までに計13選手を仕留めて290奪三振とし、キャリアと球団の最多記録をそれぞれ更新した。

ナ・リーグのサイヤング賞を3年連続で目指すシャーザーにとって、この数字は大きな強み。今季はあと2回登板が見込まれており、300奪三振到達も視野に入る。なお、過去16年でこの数字に達したのは、レッドソックスのクリス・セール投手(2017年)、ドジャースのクレイトン・カーショー(15年)のみ。

4−4のまま延長戦にもつれ込んだ試合は、12回の表にメッツ代打のホセ・ロバトンが犠牲フライで加点し、決着をつけた。