レイズの先発左腕ブレーク・スネル投手が6回2/3を投げて3安打無失点、2四球、11三振と好投して9連勝。今季の成績を21勝5敗とし、ア・リーグのサイ・ヤング賞受賞に向け、好材料を手にした。

デービッド・プライス投手(現レッドソックス)が2012年にレイズで打ち立てた1シーズンでの最多勝利数を破り、防御率をア・リーグ最高の1・90としたスネルは「今日はすべてがうまくいった。本当にいい気分で、気持ちと身体がよく連動していた」と述べた。

7月12日以降負けのないスネルは、8月10日のブルージェイズ戦から連勝を続けており、マット・ムーア投手(現レンジャーズ)が2012年9月29日から2013年5月19日までに記録した球団最長の9連勝に並んだ。

ここまで175回2/3を投げたスネルのほか、200回以上を投げているアストロズのジャスティン・バーランダー投手、インディアンスのコリー・クルバー投手もア・リーグのサイ・ヤング賞候補だが、ケビン・キャッシュ監督は「彼(スネル)は自分の状況を強固にしている。この2カ月間、圧倒的だ」と、ライバルたちを問題視しなかった。