レンジャーズの日系人ベンチコーチであるドン・ワカマツ氏が、ジェフ・バニスター前監督の後任候補として球団側と面接を行ったことが分かった。ワカマツ氏は今季最後の10試合で監督代行としてチームを率いており、3勝7敗の成績だった。

情報筋によると、レンジャーズは16日、ワカマツ氏とフィリーズ三塁コーチのダスティ・ウェイサン氏と第一回目の面接を行ったという。レンジャーズは8日間で8人の候補者と面接を行ったことになる。

2003年から07年までレンジャーズのスタッフだったワカマツ氏は、09年から10年8月までマリナーズを率いて127勝147敗を記録。その後、ロイヤルズのベンチコーチとして4シーズンを過ごし、昨年11月にレンジャーズに復帰した。

メジャーリーグでの監督経験がある人物で、これまでレンジャーズの面接に臨んだのは、ワカマツ氏以外では、かつてヤンキースとマーリンズを率いたジョー・ジラルディ氏のみとなっている。