ナ・リーグ3度のサイ・ヤング賞を誇るドジャースの左腕クレイトン・カーショー投手(30)は、自身の去就について「まだ決めていない」とし、口をつぐんでいる。

ドジャース一筋のカーショーは2年7000万ドル(約77億円)の契約を残しているが、2018年シーズン終了後にオプトアウトを行使することが可能。球団側は、約10年にわたってチームの顔であり続けたエースの残留を望んでいるが、カーショー自身はレギュラーシーズンで最後に先発を務めた後、これが最後の登板になるかもしれないと考えたことを認めていた。

しかし、現在カーショーの頭の中はブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズでいっぱいの様子。ドジャースは1勝2敗で追う立場にあり、第5戦で先発予定のカーショーは「ブルワーズ戦と明日(17日)の先発に向け、できるだけ集中しようとしている。それ以外のことはすべて、なるべく後回しにしたい」と述べた。

カーショーは今季レギュラーシーズンで9勝(5敗)を挙げ、防御率は2・73。オールスター戦によるブレーク期間後は6勝(1敗)としている。