アスレチックスは18日、マット・チャップマン内野手(25)が16日に左親指の手術を受けたと発表。春季キャンプを前に回復する見込みだと述べた。MLB公式サイトが伝えている。

チャップマンは今季、断続的に親指と手首の問題に悩まされており、6月には2週間以上DL(故障者リスト)入りしていた。春季キャンプでも同様の痛みを訴えて短期間離脱しており、痛み止めを打って試合に出場していた。

チャップマンはオールスター戦によるブレーク期間後、二塁打をメジャーリーグトップの25本放ち、長打42本はア・リーグ後半戦最多。今季全体では打率2割7分8厘、24本塁打、42二塁打、68打点としており、アスレチックスでは2006年のニック・スウィッシャー氏(106得点)以来となる100得点に到達している。

今季がメジャー2年目のチャップマンは攻守で活躍し、三塁手のゴールドグラブ賞の最右翼と目されているほか、ア・リーグMVPの最終候補に残ると予想されている。