ブルワーズのクリスチャン・イエリチ外野手(26)が、先制のソロ本塁打を放った。1回の第1打席、ド軍先発ビューラーの98・4マイル(約158キロ)の直球をとらえ、右中間スタンドへ運んだ。

ナ・リーグのMVP候補でブ軍の快進撃を支えてきたが、今シリーズは第6戦までで打率1割6分7厘、本塁打0、打点0と極度の不振に陥っていた。貴重な先制点となっただけに、ダイヤモンドを周りながらガッツポーズ。ベンチに帰っても興奮冷めやらぬ様子でチームメートとハイタッチを交わした。