大谷翔平投手が所属するエンゼルスは、マイク・トラウト外野手(27)との契約延長を今オフの優先事項としているようだ。先日、ブラッド・オースマス氏を新監督に迎えることが決定し、今度はトラウトとの交渉へシフトしていくと思われる。MLB公式サイトが伝えた。

トラウトは2014年3月に総額1億4450万ドル(約162億5000万円)で6年契約を結び、あと2年契約を残している。

両者はまだ正式な交渉を開始していないが、オーナーのアーティ・モレノ氏は22日、トラウトとの契約延長が優先事項だとし、「彼は8年ここにいるのだから、これは常に念頭にある案件の一つだ」とコメント。「彼は非常に感じの良い人物であり、人柄も素晴らしい」と称賛した。

ア・リーグMVPに二度輝き、オールスターに7回選出されているトラウトは今季、これまで最高と言えるシーズンを過ごした。打率3割1分2厘、OPS(出塁率+長打率)はキャリア最高の10割8分8厘、39本塁打、24盗塁を記録した一方、守備面でも中堅手として向上を見せた。