エンゼルス大谷翔平投手が12日(日本時間13日)、全米記者協会(BWAA)の選ぶ新人王に輝いた。

日本選手の受賞は、1995年の野茂英雄投手(ドジャース)2000年の佐々木主浩投手、2001年のイチロー外野手(以上マリナーズ)に続き17年ぶり4人目。

【過去の日本選手新人王メモ】

◆95年野茂英雄(ドジャース) 28試合13勝6敗、防御率2・54、リーグ最多の236奪三振。この当時は28人の投票で選出され、野茂は1位18票で118ポイントを獲得し、接戦を制して受賞した。2位は野球殿堂入りしたチッパー・ジョーンズ外野手(ブレーブス)で、1位10票を獲得し14ポイント差だった。

◆00年佐々木主浩(マリナーズ) 63試合2勝5敗37セーブ、防御率3・16。この年も28人の投票で選出され、佐々木は1位17票で104ポイントを獲得し、1位7票を獲得したテレンス・ロング外野手(アスレチックス)に21ポイント差をつけて受賞した。ア・リーグで投手が新人王に輝いたのは11年ぶり。32歳での受賞はメジャー史上2番目の年長だった。

◆01年イチロー(マリナーズ) 157試合、6本塁打、69打点、56盗塁、打率3割5分。この年も28人の投票で選出され、1位27票で138ポイントを獲得し2位以下を大きく離して圧勝だった。2位は当時インディアンスだったCC・サバシア投手(現ヤンキース)で1位1票を獲得し73ポイント、3位が元広島のアルフォンソ・ソリアーノ内野手(ヤンキース)だった。