エンゼルス大谷の同僚だったルイス・バルブエナ内野手(33)と、10年に横浜(現DeNA)11年にロッテでプレーしたホセ・カスティーヨ内野手(37)が7日、母国ベネズエラで悲劇的な自動車事故のため急死した。複数のスペイン語メディアによると高速道路を移動中、投げ込まれた岩を避けられず車から放り出され即死。同乗していた元ヤクルトのカルロス・リベロ内野手(30)は一命を取りとめたという。

同国では置き石で事故を起こさせ、その隙に窃盗をはたらく犯罪が横行しており、警察はその可能性もあるとみている模様だ。

3人は同国冬季リーグの同一チームでプレーしており、約360キロ離れた遠征先から深夜に帰る途中だった。バルブエナはマリナーズで08年にデビューし、17年からエンゼルスでプレー。派手なバット投げで知られ、陽気な性格で大谷とすぐに打ち解け、親しい間柄だった。