今季ドラフトでアスレチックスに1巡目全体9位で外野手として指名されたオクラホマ大QBのカイラー・マレー(21)が8日、全米大学アメフトの最優秀選手に贈られるハイズマン賞を受賞した。

同賞受賞者が野球界最高峰のメジャーでプレーしたのは、52年受賞のビック・ヤノウィツ(パイレーツ)、85年のボー・ジャクソン(ロイヤルズ)の2人のみ。マイナーでは現在メッツ傘下でプレーするティム・ティーボウ外野手(31)がいる。

アメフト界ではマレーが野球界に進むことを惜しむ声が上がる。だが、西武菊池の代理人でもあるボラス氏は「カイラーは来年、ア軍のキャンプに参加する」と明言。ア軍ではすでに若手有望株4位にランクされるほど期待されており、史上3人目の同賞受賞メジャーリーガーを目指す。