大リーグ公式サイトのウインターミーティング特集記事では、目玉となる9選手を写真で紹介しており、そのうち先発投手4人の中に菊池雄星投手(27)が入っている。他の先発の目玉はFAの左腕カイケル(アストロズ)、トレード市場に出ているクルバー(インディアンス)とグリンキー(ダイヤモンドバックス)両右腕で、サイ・ヤング賞受賞経験のある大物ばかりだ。

<カイケル>

アストロズFA

30歳、左投左打 12勝11敗 防御率3.74 今季推定年俸14億5000万円

今オフのFAランキングでは、ナショナルズと契約した左腕コービンに次ぐ高ランクで、米メディアの契約見込み試算では4年8200万ドル(約90億2000万円)の高額予想も出ている。15年に20勝をマークし、サイ・ヤング賞を受賞。今季は調子が下降気味だったが、ヤンキース、フィリーズ、ブレーブス、レッズ、ブルージェイズなど多くの球団が獲得に興味を示していると伝えられており、FA市場では菊池のライバルとなる。速球系以外に3種類の変化球を使い、ゴロで打ち取るタイプの軟投派。