ヤンキースとパドレスは、今オフの右腕ソニー・グレイ投手(29)のトレードに関する話し合いを続けているようだ。MLB公式サイトが報じている。

パドレスは信頼できる先発投手が乏しく、ローテーションが固まっていないため、グレイは球団のニーズに一致する。

ヤンキースは同投手を2017年シーズン中のトレードでアスレチックスから獲得。今季開幕以降、先発した21試合で防御率5・56と苦しみ、シーズン途中から中継ぎに配置変更となっていた。シーズン全体では30試合に登板して11勝9敗、防御率4・90の成績だった。

ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはことし10月、グレイを「とても才能豊かな投手」と評価したうえで、「彼の能力を最大限に発揮できる場所がどこかにあるはず」と述べ、条件が合致すれば他球団でやり直したほうがベストかもしれないと示唆していた。