ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す菊池雄星投手(27)の代理人スコット・ボラス氏が12日(日本時間13日)、獲得希望のあるメジャーの複数球団と今月下旬に直接、米ロサンゼルスで面談することを明かした。

米国ネバダ州ラスベガスで行われているウインターミーティングの3日目、日米メディアへ向けて取材対応。菊池について「成長過程のチーム、プレーオフ進出を狙うチーム、その中間に位置するチーム、ほとんど全てのチームが興味を示している。その上で個別に面談をするチームをロサンゼルスに招いて、今月末に話し合いをすることになる」と話した。

現時点ではマリナーズやジャイアンツなど複数球団が獲得の意向を示している。交渉の期限は来年1月2日、米国東部時間の午後5時(日本時間3日午前7時)までだが、ボラス氏は「もし条件が合致すれば、短期間で合意となるだろう。1月2日の前に決まるのは確かだ」と自信を見せた。

また菊池のフィジカル面の状態についても「全く問題ない。サインする準備は出来ている」と話し、「我々としても、今月下旬に交渉する時までに、準備万端でいくつもり」と意欲を示した。