エンゼルスのオースマス監督が12日(日本時間13日)、大谷翔平投手(24)のシーズン開幕からの復帰に慎重な見解を示した。

復帰時期について「我々は開幕に間に合うとは思っていない」と説明。公式戦終了後、右肘の「トミー・ジョン手術」を受けた大谷は、ここまでリハビリを進め、順調に回復しているという。その一方で「20年以降に投げられるように肘を守りたい。打線でも必要だが、復帰した時に投手としてリスクがないことを確かめるのが最優先」と、将来的な「二刀流」の継続を重要視。無理にペースアップせず、完治を優先する方針で、6月前後の復帰を見込んでいる。

この日、左の大砲ジャスティン・ボア一塁手(フィリーズFA)を獲得。今オフ、左ヒザを手術したプホルスを、開幕直後は主にDHで起用することも明かした。大谷復帰後は、対戦相手や休養日を考慮しながら起用法を探ることになりそうだ。