ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指す西武菊池雄星投手(27)が16日、成田空港からロサンゼルスに向け出発した。

改めて30球団OKの構えを強調し「この渡米が1つのきっかけになると思う。楽しみです。特に大きなこだわりはない。とにかく自分のベストなパフォーマンスを出せるように、そういうところをこだわっていきたい」と今の心境を口にした。

米国では、代理人のスコット・ボラス氏が運営する専門施設でトレーニングを継続しながら、有力候補に挙げられているマリナーズ、ジャイアンツなど複数の球団と直接交渉に臨む見込みだ。「どうなるか分からないことが多々あるが、全ての出来事、プロセスを楽しみながらポジティブに勧めていきたい」と真っすぐ前を見た。