アスレチックスから、昨年のドラフトで1巡目(全体9位)指名を受け、大学アメフトでもQBで年間最優秀選手に選ばれたオクラホマ大のカイラー・マレー外野手(21)が、14日が期限のNFLドラフトに申請する見通しであると、10日までに地元紙サンフランシスコ・クロニクル電子版が報じた。

大学時代にフットボールで鳴らした父、元大リーガーを叔父に持つマレーの進路に注目が集まっている。昨年末の大学アメフトのプレーオフで敗退した際には、「今は考えていない」と明言を避けたが、決断の時が近づく中で、同紙は「野球よりも、フットボールに行くことを決める可能性が高まった」と指摘した。NFLに進めば、アスレチックスには契約金466万ドル(約5億1300万円)が返還される。