エンゼルス大谷翔平投手が3番DHで出場し、1回に本塁打、3回に二塁打、5回に三塁打、7回に中前打を放ち、メジャーで日本人選手初のサイクル安打を達成した。

MLB公式サイトは過去にサイクル安打を達成した選手のリストを挙げ、「どれほど特別なのか?」を取り上げた。

ポストシーズン史上では、2018年地区シリーズでレッドソックスのブロック・ホルト内野手が達成したわずか1度のみ。マーリンズではいまだ一人もおらず、1969年創設のパドレスでは約50年近く達成者は出なかったが、2015年に初めてマット・ケンプ外野手が記録した。その当時、ケンプは「信じられない。これまでに偉大なヒッターは数多くいたが、トニー・グウィンのような選手たちでさえサイクルを達成したことはない。それができたなんて、本当にうれしい」と話していた。

エンゼルスでは、大谷のサイクル安打は13年にマイク・トラウト外野手が達成して以来8度目。二刀流として比較されるベーブ・ルース氏も達成していない偉業をクリアした。

記事によると、過去最多26人の同記録達成者数を誇るのはジャイアンツ。パイレーツが2番目に多い24人で、レッドソックスは3番目の23人となっている。