エンゼルス大谷翔平投手(24)が、今季初の1試合2本塁打を放った。

まずは4回無死の第2打席で11号ソロを放った。カウント2-2からの6球目、バジットの低めカーブを捉えた。ややタイミングを外されたが、バットにうまく乗せ、最後は右手1本になりながら右中間スタンドへ運んだ。月間8本目の本塁打は自己最多。

第3打席は三振に倒れたが8回の第4打席。右腕ブルックスの148キロツーシームを捉えた。打った瞬間に本塁打と分かる完璧な当たり。打球速度176キロ、角度24度で右中間スタンドへ12号ソロを運んだ。1試合2発は昨年2度記録しておりメジャー3度目となった。6月の月間本塁打数も9とし、自己最多をさらに更新した。

9回裏の第5打席でメジャー初の1試合3発の期待がかかった。しかし1死満塁で前打者がまさかの投ゴロ併殺打。打席は回ってこなかった。

チームは大敗したが、大谷は4打数2安打2本塁打、2打点と活躍。6月の打撃成績は打率3割4分、9本塁打、22打点だった。