大リーグ機構が、サイン盗みを防ぐためにグラウンド上での通信機器の導入を検討していると、6日付の米ヤフースポーツが報じた。

バッテリー間でサインを伝達するための機器の開発をすでに進めており、今春のオープン戦でいくつかの試作機を選手に試してもらい、意見を求めるという。通信の安定性や試合に与える影響が懸念されることから現時点では導入するかは決まっていないが、同機構の関係者は「問題はいずれ技術的に解決できるだろう」と話したと伝えている。