右前腕の張りで負傷者リスト入りしているツインズ前田健太投手(33)が、27日(日本時間28日)にも手術か否かの決断をすることが明らかになった。バルデリ監督は具体的なけがの状態には触れなかったが、前田自身が球団医師の他にトミー・ジョン手術の名医として知られるメイスター医師の診断を受け、セカンドオピニオンを得たと明かした。チームが遠征から戻った時点で、本拠地ミネアポリスで監督ら球団首脳陣が前田の意向を聞く。

同監督は「手術の可能性もあるし、しない可能性も。東京で別の診断を受けることも考えていると聞いている」と日本でサードオピニオンを求める可能性も示唆。「彼の野球人生で重要な決断になる」とし、本人の意思を尊重するという。

前田は8年契約の6年目。今季はメジャーで初めて開幕投手を務め、21試合で6勝5敗、防御率4・66だった。