「2番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)が、第1打席から2打席連続で適時三塁打を放った。初回、3回ともに無死一塁から右翼線に引っ張り、三塁を陥れた。三塁打は今季7本目で、メジャー2位タイ。

今季ここまで45本塁打、24盗塁を記録しており、球団によると「45本塁打、20盗塁、6三塁打」は、79年に殿堂入りした元ジャイアンツのレジェンド打者、ウィリー・メイズが55年に記録して以来、66年ぶり。メイズは同年メジャートップの51本塁打と13三塁打、同3位の24盗塁を記録した。

また、エンゼルスの選手の2打席連続三塁打は11年4月26日のアスレチックス戦でピーター・ボアジャスが記録して以来、10年ぶり。

 

◆ウィリー・メイズ 50~70年代に活躍したMLBを代表する5ツールプレーヤー。主にジャイアンツでプレーし、首位打者1度、本塁打王4度、盗塁王4度。20年連続を含む球宴24度選出。ゴールドグラブ賞12度、MVP2度。79年殿堂入り。54年ワールドシリーズ第1戦で決めた背走キャッチは「ザ・キャッチ」として語り継がれている。通算3283安打、660本塁打、1903打点。

◆日本では 日本のプロ野球で45本塁打、20盗塁、6三塁打は、50年小鶴誠(松竹)が51本塁打、28盗塁、6三塁打をマークした1例だけ。