MLB公式ホームページは11日、「この冬にエンゼルスが直面する5つのカギを握る疑問」という、来季に向けたチーム編成の課題を特集した。その中の1つで、大谷翔平投手(27)との契約延長が懸案事項に挙がった。

4年目を終えた大谷とは、23年まであと2シーズン保有できるが、「2019年のトラウトと同様に、エンゼルスは大谷と契約延長でサインすることが期待されている」と、今オフには交渉が始まると予想した。

エンゼルスは14年3月、メジャー3年目を迎えるトラウトと6年1億4450万ドル(約159億円)で契約延長。19年3月には同契約を2年残し、12年4億2650万ドル(約469億円)という当時米プロスポーツ史上最大の契約を結び直した。

ただ「大谷はオフのギリギリまで、(契約延長を)決定しないのではないか」と指摘。「まだ合意までの時間はあり、彼がどういう決断を下すのか興味深い」と、球団との交渉を見守りたいとした。

ほかの疑問では、<1>エース級の先発投手獲得<2>守護神イグレシアス、先発右腕コブとの再契約<3>遊撃手の改善<4>オフの補強費、の4点が挙がった。